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生理痛緩和にピルを試してみませんか?

2019年12月17日
考えている女性

ピルというのは性行為をして子宮内に精子が入り込んだ場合に精子が子宮に着床するのを阻害する役割があり、その高い避妊率から受精することを望んでいない女性の使用頻度が高い薬です。

性行為をしながら妊娠を望まない場合、多くの場合は男性にコンドームの使用を促します。
それはコンドームではほぼ100%近い確率で精子が女性の体内に入り込むのを防いでくれて、自動販売機やコンビニ、ドラッグストアなど入手も簡単だからです。

ピルには低用量ピルと緊急避難用ピルがあり、低用量ピルは継続して服用しないとその効果が得られなくなっていますが、緊急避難用ピルは性行為後72時間以内に服用すれば高い確率で精子の子宮への着床を阻害してくれます。
性行為には双方の合意を得ていない場合があり、そのような場合に精神的にも肉体的にも傷つくのは女性であり、それに妊娠が加わると耐え難い苦痛になって振りかかって来るのは間違いないので、そのために妊娠だけでも回避するのは女性側に立った対処法と言えるでしょう。

緊急避難用ピルは使用の用途が限定されますが、低用量ピルには別の利用法ができるので現在は妊娠回避以外の目的で服用する女性も増加しています。
この薬がどうして子宮に精子が着床するのを阻害できるのかと言うと、子宮に受精が完了しているという誤った認識を与えるため、その認識を与える女性ホルモンが含まれているからです。
この薬を妊娠を回避する以外の目的で服用する女性は、ピルに含まれている女性ホルモンを摂取するのを目的としています。
ピルの効果で生理の時期に女性ホルモンが原因で引き起こされる生理痛や体のほてり、頭痛などの不調を改善するため、つまり生理痛緩和のためというのが理由です。

女性は男性であれば絶対に体験できない月経という生理現象を、初潮が起きてから閉経するまで受け入れなければならず、その期間は40年近くと人生の大半を占めているので生理痛緩和が命題になっているのは間違いありません。
月経から来る生理痛が酷い場合に起きる諸症状を改善したいと願う女性であれば、生理痛緩和が期待できるピルは最適な薬と言えるでしょう。

低用量ピルの種類と選び方

女性が生理痛緩和のためにピルを服用するのは月経は概ね毎月決まった時にやってきて、その度に体調が悪くなっても生理というデリケートな問題だけに我慢しなければならず、出血量が多いと貧血などの重大な症状になってしまう可能性もあることを知っているからです。

低用量ピルは継続して服用することでその成分が少しずつ体内に蓄積されるという構造なので、体への負担は比較的少ないのですが、ホルモンに影響を与える薬なのでその種類と選び方は慎重に行わなければいけません。
体への適合が悪いと薬によって体調を崩してしまうケースもあり、我慢して使用を続けるよりは専門の人に相談をして変更するか中止するという選択をして下さい。

ホルモンというのは目には見えませんが体調に大きな影響を与えていて、女性の場合では毎月やってくる月経により体調に大きな変化が起きるのは必至であり、発生する期間がずれたり下手をすると生理がこなかったりするだけでなく、その出血量が増減するのはよくある事例です。
月経が来るとその直前で体が重く感じたり軽い腹痛や頭痛が起きるのは多くの女性が経験していますが、悪化すれば軽度の腹痛などでは済まない場合もあるので低用量ピルを使用したいという考えはいいのですが、薬であるのは間違いないのでその使用には十分注意が必要です。

低用量ピルは通販を使えば医療機関を受診しなくても入手することは可能ですが、その場合は薬が体に合わずに副作用が出た場合であっても全てが自己責任になってしまうので、できれば医療機関を受診して専門の医師の診断を仰ぐ方法が賢明でしょう。

月経はとてもデリケートであり、そのバランスが崩れると元に戻りにくくなるなど数々の問題が発生してしまうので、安易な考えでピルを使用するのは控えるようにして下さい。

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